注文住宅ってどんな住まい?そんな初心者の方に注文住宅の基本を教えます!
注文住宅は費用も多くかかるのでは?まずは全国平均の相場を知ろう!
注文住宅の魅力といえば、こだわりのある住まいを実現できること。
設計の自由度が高いため、建物全体のスタイルをはじめ、室内の間取りやインテリアあるいは水まわりの設備、さらには玄関のアプローチや駐車スペースといった外構ゾーンに至るまで、自分たちの希望やニーズに合ったプランニングが可能です。
とはいえ、住まいへのこだわりを追求するほど、その分だけ建築コストが増大してしまうのも事実。
このため予算に余裕がない方の中には、注文住宅を諦めてしまうケースも珍しくありません。
しかし自由設計であることによって、工夫しだいで予算の範囲にとどめながら、理想の住まいに近づけることは可能です。
したがって最初から費用を心配するのではなく、まず現状をよく把握することが重要なポイントになります。
例えば注文住宅における全国平均の相場を知ることも、その1つ。
注文住宅にかかる費用としては、土地の購入費と建物の建築費、そして諸経費が主な費用になります。
この中でも特に中心になるのが、建築費です。
住宅金融支援機構による2020年度の統計調査では、全国平均で約3500万円の建築費がかかる結果となっています。
自分たちの予算と照らし合わせながら、具体的なプランニングに役立てるとよいでしょう。
希望条件の優先順位化で建築する理想の注文住宅
家族全員の希望をできるだけ多く実現することが、理想の注文住宅を建てるための基本と考える人が多いです。
ところがすべての要望を盛り込むと、建物が複雑な構造になってしまいます。
しかし希望条件の優先順位化を進めると、最大公約数的な理想のマイホームを実現することが可能です。
特に耐震性を重視することが、家族一人一人が安心して生活できる住まいの実現への近道です。
大地震への備えを万全にした後で、リビングやベッドルームにこだわって注文住宅の設計を進めるのが一般的です。
実績が多い建築設計事務所を活用すると、クオリティーの高い注文住宅を新築することが可能です。
すっきりとした室内を実現する上では、収納スペースの確保も優先してプランを構築する必要があります。
更に調理や掃除をするときの動作もシミュレーションすると、機能的な住宅設備のレイアウトが行えます。
一つ一つの動作が効率的に行える設計にすると、新居の住み心地も更にアップします。